この記事のテーマ(ポイント)
- 「食事」が「健康」にあたえる影響を理解しよう!
- 自分だけの『食の戦略=マイルール』を作ろう!


2.「人間はなぜ食べるのか?」について、改めて考える!
3.どんな食事が不健康につながるのかな?
4.「食事」の戦略:マイルールを作ろう!
5.「健康」について学び、対策しよう!
といった流れで、「食事と健康の改善」について改めて考えてみましょう!
目次
「食事」と「健康」の関係について改めて学ぼう!
<👨おっさんのつぶやき>
・「多少は食べ過ぎには気を付けているけど、具体的にどんな食事をどれだけ取ったら健康に良いのかな??」
「食事」は私たち人間が生きていくうえで欠かせない活動であり、「健康」と「命」に直結するものですね。
健康に良い食事とは、「野菜を多く食べたほうが良い」や「夜遅くには食べない」などの言葉が何となく思い浮かびますが、なぜそうなのか理由は何?とツッコまれると、意外とパっと答えられないこともありますよね。
「食事」と「健康」の関係や影響を知るためには、以下の3項目を理解することが役立ちます。
「美味しいものを食べる」ことは、多くの人にとって人生の幸福につながる大きなテーマだと思いますので、改めてこの機会に考えてみていただけると幸いです。
「食べるとは?」について改めて考える!
ちょっと大げさかもしれませんが、「人間にとって食べる:食事とは何なのか?」について知っておくことは、自分の健康を考えるにあたり重要ですね。
「食事」が私たちの体や健康にどのような影響を与えるのか、仕組み:メカニズムを理解しておくことで、どのような食事を取ったらよいかの理解につながります。
不健康につながる食事を理解する!
どんなものを食べると健康になるのかという観点もありますが、これは避けたほうが良いよという「不健康な食事」とその理由を知ることも重要です。
どのような食べ方や食事内容が健康に悪影響を与えるかを知ることで、無意識に不健康につながる食事をしていた場合には、それをできるだけ避けるように行動することも可能となります。
マイルールを決める!(何を食べるか、自分だけの戦略・規則)
「何を食べたら良いか」と「どんな食べ方を避けるべきか」が分かったら、実際に毎日取り組めるように、「自分だけの規則=マイルール」を作って、手帳やスマホなどいつも見れる場所に張り付けましょう。
ただ、あまりにも「ガマンガマンと無理をし過ぎると長続きしない。。」という問題もあります。
ある程度の基準は作るものの、「月1回or週1回は好きなものを食べる!」などの息抜きも含めて、長続きするルールを考えてみましょう。
「人間はなぜ食べるのか?」について、改めて考える!
<👨おっさんのつぶやき>
・「お腹が空いたから食べる!というだけで、私たちの身体の仕組みや栄養の関係まで考えたことないなあ。。」
「人間はなぜ食べるのか?」というと、食べ物から摂取する「栄養素」が、体を動かすエネルギーとなったり、体の組織を作る役割を果たしているためです。
この「栄養素」の働きや影響を理解することが、健康な身体を維持するためにどんな食事をとるのが良いのかを考えるのに役立ちます。
栄養素の役割とは?
食べ物から摂取する「栄養素」は、私たち人間の身体のなかで以下の3つのうちのいずれかの働きをしております。
どれも人間が生きていく上で必須のものであり、そのため、「ダイエットで炭水化物を一切食べない!」などと、あまりにも極端に栄養が偏ると体調を崩してしまう原因にもなってしまうのです。
✅身体のエネルギーになる
✅身体の組織を作る(骨、筋肉、血液など)
✅身体の調子を整える
5大栄養素って何?
栄養には「5大栄養素」といって、以下①~⑤の5つの要素があります。
それぞれに役割・働きがあり、特定の栄養が「取り過ぎる」や「少な過ぎる」になると健康に悪影響を及ぼす可能性があり、各要素の働きを理解してバランス良く取ることが重要です。
例として、「タンパク質」がダイエットに良いと言われている理由は、脂肪になりにくく、中性脂肪の分解を助ける働きがあるからと言われております。
①糖質
⇒炭水化物(お米、パンなど)などに多く含まれ、主に身体の「エネルギー源」になる栄養素です。
⇒過剰に取るとエネルギーとして消費されずに脂肪として蓄積されてしまいます。
②脂質
⇒油やバターなどに多く含まれ、身体のエネルギー源や一部の細胞をふくる働きなどもある栄養素です。
⇒脂質も過剰に取って消費されないと脂肪として蓄積されてしまいます。
③タンパク質
⇒豆腐・鶏肉・卵などに多く含まれ、「筋肉・内臓・髪・爪」など、主に身体の組織を作る栄養素です。
⇒過剰に取ると腎臓に負担を与える可能性もあり、バランスを考える必要があります。
④ビタミン
⇒「エネルギー源や組織にはならない」ですが、身体の調子を整えるのに必須の栄養素です。
⇒水溶性ビタミン(ビタミンB、C)は体にほとんど蓄積されず排出されてしまうので、適切に取ることが必要です。
⑤ミネラル
⇒ミネラルは鉄分・塩分・カルシウムなどの成分で、歯や骨を作ったり、体の調子を整える栄養素です。
⇒基本的に身体のなかで作られない成分となるので、適量を摂取していかないとならない栄養になります。
栄養バランスのとれた食事を!
栄養素の働きはだいたいわかったとしても、「栄養バランスがとれた食事!」と言われてもなかなか難しいですよね。。
また、特に仕事をしている人は、昼間は外食になったり、朝食をとる時間がないなど、いろいろな制約もあるでしょう。
以下は厚生労働省と農林水産省が合同で作成した「食事バランスガイド」というものになるのですが、「1日という単位で適切な栄養が取れているか?」を考えてみると良いかもしれません。
どのような食事が良いのかを考える方法としては、後ほど「マイルールを作る!」のところでも少しご紹介いたします。
また、「5大栄養素」やその役割について、もっと深く理解しておきたいという方は、以下の「国立循環器病研究センター」さんのホームページが詳しく説明されていたので合わせてご確認ください。
☆リンク:国立循環器病研究センターホームページ「栄養に関する基礎知識」
どんな食事が不健康につながるのかな?
<👨おっさんのつぶやき>
・「健康な食事を!、と言われても、具体的に何を気を付けたらよいかな、、」
「バランスのとれた食事が良い!」ということは分かるのですが、具体的にどこに気を付けたらよいかのポイントを理解しておくこくことも有効です。
不健康や生活習慣病につながる主な要因として、以下の4つが良く言われる悪い習慣となりますので、ここに気を付けて、毎日の食事を考えると対策しやすいのではないかと思いますので是非参考にしてください。
✅エネルギーの取りすぎ
・リスク:肥満、糖尿病、心疾患などにつながる可能性
・対策:主なエネルギー源となる、お米やパンなどの炭水化物(糖質)、バターや油ものなどによる脂質の取りすぎに注意!
✅脂肪の取りすぎ
・リスク:肥満、糖尿病、高脂血症、心疾患などにつながる可能性
・対策:バターや油ものなどによる脂質の取りすぎに注意!
✅塩分の取りすぎ
・リスク:高血圧、脳卒中、胃がんなどにつながる可能性(成人男性は一日8g、女性7gだが、日本人は平均10g以上取っているとの調査結果あり)
・対策:塩・しょうゆなど味付けを濃すぎないように、汁物は全部飲み干さないなどで塩分を取りすぎないように気を付ける!
✅食物繊維・ビタミン・ミネラルの不足
・リスク:ガン、貧血、骨粗しょう症などにつながる可能性
・対策:野菜やジュース、サプリなどを活用して、意識的に不足する栄養を補う!
「食事」の戦略:マイルールを作ろう!
<👨おっさんのつぶやき>
・「やる!と決めても、いつも三日坊主で長続きしないんだよなあ、、」
「健康は大事だし、長生きしたい!」けれど、「美味しいものを食べたい!」という誘惑に勝つのはなかなか大変ですよね。
しかし、老後になって好きなものを食べれなくなったり、お酒好きの人は飲酒禁止!になったりするのは、自分の人生にとって非常に寂しいことです。
そして、食事は毎日のことなので、「何となく気を付ける」のではなく、自分だけの『食事の戦略=マイルール』を作って、継続的に取り組むことをおすすめ致します。
また、三日坊主で終わらせないために、その『食事の戦略=マイルール』を、いつも持ち歩ける手帳やスマホに書き込んでおくと忘れずに見返したり、新しい注意ポイントを書き加えたりできてとても便利です。
いろいろな方法があるかと思いますが、『食事の戦略=マイルール』に加えていただくヒントとなる情報を以下のとおりご紹介させていただきます。
健康に良い食事ルールを考えるためのヒント!
1日:20品目を目標にバランスの良い食事
⇒上のほうでご紹介した「食事バランスガイド」を目安に、1日:20品目を食べることを目標にする(例:お昼の弁当にサラダを付ける、など)
1日=3食とる
⇒忙しい朝も、ササっと軽く食べれるもの野菜や果物ジュースなどでも良いので、1食に偏らないようにする
よく噛んで食べる:早食いはNG
⇒「ひと口で30回以上噛む」のが理想と言います。これが無理でも早食い・早飲みの人は、少しでも意識をして噛む回数を増やすことから始めましょう
夕食は寝る3時間前までに終わらせる
⇒眠る直前に食べるのは肥満や不健康のもとになるので、寝る前の3時間は食べないように気を付ける
お酒は休肝日をつくる
⇒毎日ダラダラ飲まずに1週間単位で必ず休肝日をつくる(2日以上の連続休みを作るのが理想)
ベジファースト:野菜を先に食べる
⇒野菜を先に食べることで血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑える効果があります(お米は一番最後に食べる!)
たまにはご褒美=チートDAYをつくる!
⇒毎日ガマンガマンではストレスがたまってしまうので、「週1回や月1回」と決めて、何でも好きなものを食べて良い日を作り、息抜きすることも重要です
100%完璧を求めずに続けることが大事
⇒100点満点を求め過ぎずに、たまには食べ過ぎたり、ちょっと太ったりしても落ち込みすぎずに、長く続けることが大事です
「健康」について学び、対策しよう!
<👨おっさんのつぶやき>
・「健康になるぞ!でも、何から始めたらよいのかな??」
誰しも「病気にはなりたくない」、「死ぬのは怖い」と思うのは自然なことなので、「病気」や「死」について考えること自体を後回しにしてしまう、あまり考えたこともないというケースも多いかと思います。
しかし、『好きな場所へ行き、好きなものを食べれる、健康な身体でいること』や、『自分が病気になった時に家族が困らないように準備しておく』のは、豊かで幸福な人生を送るためにも非常に大事なことです。
以下の内容は、「病気を知り・対策しておく」ことや、「健康維持のためにできること」を理解するためのヒントになるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください。
✅病気を知り、事前に対策する!
誰でも避けたい話題ですが、「病気」のことを学び、理解することは人生の大きな助けになります。
「平均寿命」や「死因となることが多い病気」、「どんな治療をするのか?」、「どれくらいの医療費がかかるのか?」などをザックリとでも事前に知っておくことは、いざ病気にかかった時に慌てずに対処することにつながります。
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病気を学ぶ!(日本人の平均寿命、死因のTOP5、病気を防ぐ生活習慣)
病気を知り、その対策を事前に知っておくことは、人生を有意義に過ごすためにも非常に役立ちます。「日本人の平均寿命」、「死因のTOP5」、「入院したら医療費はいくらかかる?」といったことを改めて考える機会にしていただければと思います。
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✅運動しよう!
運動することは、「肥満にならず、生活習慣病を防ぐ」、「筋力・体力を維持して健康な動ける身体作り」、「ストレス発散で精神面にも良い効果」など様々なメリットがあります。
ただし、全く運動しない人が急に無理な方法で始めると長続きしないので、「楽しみながら長く習慣化できる運動」を心がけることが良いですね。
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運動と健康の関係(どのくらいの運動量が良い?習慣化して続けるコツ!)
「運動は身体に良い!」ということは、何となくは分かっているけれど、具体的にどんな効果があるのでしょうか。「健康維持に必要な運動量」や「運動を習慣化するコツ!」などについてご紹介いたします。
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✅良い睡眠で健康になろう!
「睡眠」は肉体の休養と疲労回復だけでなく、精神:ココロの健康にも良い効果があり、良い睡眠をとることは生活習慣病の予防にもつながると言われております。
現代社会では、「眠りが浅い」、「疲れが取れない」など、毎日の睡眠でいろいろな悩みを抱えている人も多いと聞きますので、ぜひ一度、「自分の眠りの改善」について考えてみましょう。
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質の高い眠りが健康につながる!(日本人の平均睡眠時間、良く寝るコツなど)
「睡眠」は、「身体の健康」と「精神(心)の健康」に役立つ働きがあり、私たちの人生に欠かせないものです。「私は不眠症だから。。」とあきらめずに少しでも改善する方法を考えてみましょう。
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✅健康に「害」となるもの!
「タバコ」や「お酒」は、「健康に悪いとは分かっているけれど、辞められない(辞めるつもりもない?)」という人も多数いらっしゃるかと思います。
完全に辞められないとしても、少しでも改善できる方法について検討してみることをおすすめ致します。
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タバコと健康の関係(煙草の害、電子タバコはよい?禁煙対策など)
煙草(タバコ)は健康に悪いとは分かっていながらも、長年吸い続けておりなかなかやめられないという人も多いでしょう。また、最近ではIQOSなどの電子タバコ(加熱式タバコ)も人気になってきております。タバコの害や禁煙するための取り掛かり方などについてご紹介いたします。
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お酒・アルコールの健康被害(悪影響や依存症を知り上手に付き合う!)
お酒(アルコール)の飲みすぎは体に悪いのは分けるけれど、具体的にどんな影響があるのでしょうか?長い人生で、体を壊さないように長くお酒を楽しみながら付き合う方法を考えてみましょう。
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『終活』とは、自分の死と向き合い、生きているうちに自分が死んだときの「葬儀」、「お墓」、「財産整理」などを準備しておくという活動になります。
万が一の時に、後悔や慌てることが無いように、事前に対策をしておくことは、老後の安心材料にもなるので考えてみましょう。
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「終活」ってよく聞きますが、自分が死ぬときの準備と考えると後回しにしがちですよね。。ただ、老後を心配せずにしっかり楽しむためにも必要な作業ですので、ポイントや注意点について簡単にご紹介いたします。
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