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病気を学ぶ!(日本人の平均寿命、死因のTOP5、病気を防ぐ生活習慣)

2021年1月10日

この記事のテーマ(ポイント)

  • いざ病気にかかったときに慌てないために「病気」とその対策を理解しておこう!
  • 日本人の「平均寿命」と「死因となる病気:TOP5」とは?

 

病気はイヤだけど、いざという時に家族を困らせないように、きちんと対策したいな
1.病気について学び、対策を考える

2.日本人の平均寿命と死因のTOP5は?

3.病気の予防:日々の生活が病気につながる!(生活習慣病)

4.病気を見つける:早期発見が大事!

5.病気にかかった時の対処:入院費用・保険での対策など

6.「終活」=いつか迎える「死」に心構え・準備をしておこう!

というポイントをチェックして、病気を「理解」して、いざというときの「対策・準備」について考えてみましょう!

 

病気について学び、対策を考える

病気について学び、対策を考える

👨おっさんのつぶやき>

・「ネガティブな話題だから、そもそも病気についてあまり考えないできてしまったなあ。。」

・「家族が困らないように、自分が病気になったときの対処をきちん話しておきたいな

 

誰しも「病気にはなりたくない」、「死ぬのは怖い」と思うのは自然なことなので、「病気」や「死」について考えること自体を後回しにしてしまう、あまり考えたこともないというケースも多いかと思います。

しかし、『好きな場所へ行き、好きなものを食べれる、健康な身体でいること』や、『自分が病気になった時に家族が困らないように準備しておく』のは、豊かで幸福な人生を送るためにも非常に大事なことです。

 

もしも急に重い病気にかかり、病気に対して何も学ばず・準備もせずにいたために、いろいろな後悔をしながら病院で最後の時を迎えるということは避けたいですよね。。

ただ、必要以上に心配し過ぎたり、過剰な我慢をすることも、私たちの人生の幸せにとって良く無いことではあります。

以下のようなポイントで「病気との付き合い方」について、事前に自分のなかで心構えと準備をしておくことは有効ではないかと考えます。

 

✅病気を知る!

まず初めに、「病気」のことを学び、事前に知っておくことが一番大事です。

「平均寿命」や「死因となることが多い病気」、「どんな治療をするのか?」、「どれくらいの医療費がかかるのか?」などをザックリとでも事前に知っておくことは、いざ病気にかかった時に慌てずに対処することにつながります。

 

✅病気の予防!

ゼッタイに「病気」にならないようにすることは不可能でしょうが、少しでも病気になりにくい身体でいるように努力することはできます。

日々の生活に気を付けることで、寿命を迎えるまでに、できるだけ健康な身体をキープすることを考えたいですね。

 

✅病気の早期発見!

「病気」は、早く見つかるほど治る確率や病気の悪化を遅らせる対処ができる可能性が高まります。

「健康診断」や「人間ドック」は、確かに面倒ではあるかもしれませんが、後で取り返しのつかないことにならないように、中年以降は特に適切なタイミングで受けることをおすすめ致します。

 

✅病気にかかったときの対処!

万が一、「病気」にかかってしまったことを事前に考え、準備しておくことは重要です。

「お金:医療費への対処(そのための貯蓄や保険)」や「万が一、自分が亡くなった時の対応を残す(遺言)」などを事前に整理しておくことで、いざという時に慌てないようにしておきたいですね。

 

病気を知る:日本人の平均寿命と死因のTOP5は?

世界と日本の平均寿命はどのくらい違う?

<👨おっさんのつぶやき>

・「日本人の死因となる病気はどんなものが多いのかな?」

 

病気への対策を考えるには、まずは「病気を知る!」ということが大事ですね。

どのような病気が死因として多いのか?、その病気はどのようなものか?、対策は?、ということを事前に知っておくことで、いざというときに慌てずに対応することも可能になるでしょう。

 

日本人の平均寿命と健康寿命

近年、日本は「長寿大国」と呼ばれ、世界の他の国と比較しても、日本人は長生きの傾向にあると言えるでしょう。

以下は、厚生労働省の調査資料(※)をもとにした、主な世界各国での平均寿命の一覧表となります。

※引用元:厚生労働省ホームページ「令和元年簡易生命表の概況」より

 

平均寿命が延びるのは良いことですが、長生きをする分、いろいろな病気にかかるリスクも増えるという面もあります。

以下の図は、平均寿命と健康寿命との差を比較した資料(※)となります。

この図によると、いくら寿命が延びたとしても、健康寿命を延ばさないと、不健康な期間が長くなって、そのあいだ「お金の負担」や「心身の負担」などに苦しむことにもなりかねないということが分かります。

※引用元:厚生労働省ホームページ「平成26年版厚生労働白書 ~健康・予防元年~」より

※以下の図は、平均寿命・健康寿命のデータが平成22年調査データをもとにしているため、冒頭の平均寿命との年齢数値が異なっております

 

日本人の主な死因

以下の図は、厚生労働省の調査結果に基づく日本人の死因に関するデータであり、あまりうれしくないランキングですがTOP5は以下の病気になっております。

「ガン(悪性新生物)」や「心疾患」は50~60代以降から発生確率が高まることから、日本の高齢化とともに割合が増えてきたことが分かります。

また、近年では高齢化と医療の発達に伴い、「老衰」での死因が増えてきているという状況もあるようです。

第1位:ガン(悪性新生物)

第2位:心疾患

第3位:老衰

第4位:脳血管疾患

第5位:肺炎

死因のランキング2

死因の年次推移

 

病気の予防:日々の生活が病気につながる!(生活習慣病)

日々の生活が病気につながる!(生活習慣病)

<👨おっさんのつぶやき>

・「病気を予防すると言っても、いったい何をしたら良いの?」

・「ダイエットや運動と言っても、三日坊主で続かないんだよなあ、、」

 

どのような原因で病気になるのかは人それぞれの体質などもあり一概に言えないですが、毎日の食事や運動などの習慣が大きく影響することは間違いないでしょう。

日本が長寿で豊かな国になるにつれて、不健康な生活を続けることによるいわゆる「生活習慣病」が増えてきております。

生活習慣病により、以下のような病気にかかりやすくなる原因とも言われております。

※以下の表は、厚生労働省ホームページ(生活習慣病を知ろう!)より引用

食 習 慣: インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等
運動習慣: インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等
喫  煙: 肺扁平上皮がん、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等
飲  酒: アルコール性肝疾患等

 

生活習慣病は、不健全な生活(食生活・運動不足による肥満、喫煙、飲酒など)を何年間も積み重ねていくことで、これが原因となって引き起こされるケースが多いです。

近年、メタボリックシンドローム、いわゆる「メタボ」という言葉がだいぶ広まりましたが、メタボは40代以降になると急激に数が増え、予備群を含めると50代以降の日本人の「約50%以上がメタボ(もしくは予備群)」という状況にあるようです。

 

健康寿命を延ばす=行きたいところへ行き、好きなものを食べれる健康な身体をキープする!」ことは、私たちの人生の幸せにとって非常に重要なテーマとなります。

以下の記事で、「食事」、「運動」、「睡眠」、「喫煙」、「飲酒」について、健康に与える影響と改善の取り組みのヒントになる情報をまとめてみましたので合わせてご確認ください。

食事と健康の関係・影響とは?(バランスの取れた病気になりにくい食生活を!)

「食事」は私たち人間が生きていくうえで欠かせない活動であり、「健康」と「命」に直結するものですね。健康な身体を維持するための、「必要な栄養をバランスよく食べる」や「不健康になる食べ物や食べ方」に関するヒントとなる情報をご紹介いたします。

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運動と健康の関係(どのくらいの運動量が良い?習慣化して続けるコツ!)

「運動は身体に良い!」ということは、何となくは分かっているけれど、具体的にどんな効果があるのでしょうか。「健康維持に必要な運動量」や「運動を習慣化するコツ!」などについてご紹介いたします。

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質の高い眠りが健康につながる!(日本人の平均睡眠時間、良く寝るコツなど)

「睡眠」は、「身体の健康」と「精神(心)の健康」に役立つ働きがあり、私たちの人生に欠かせないものです。「私は不眠症だから。。」とあきらめずに少しでも改善する方法を考えてみましょう。

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タバコと健康の関係(煙草の害、電子タバコはよい?禁煙対策など)

煙草(タバコ)は健康に悪いとは分かっていながらも、長年吸い続けておりなかなかやめられないという人も多いでしょう。また、最近ではIQOSなどの電子タバコ(加熱式タバコ)も人気になってきております。タバコの害や禁煙するための取り掛かり方などについてご紹介いたします。

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お酒・アルコールの健康被害(悪影響や依存症を知り上手に付き合う!)

お酒(アルコール)の飲みすぎは体に悪いのは分けるけれど、具体的にどんな影響があるのでしょうか?長い人生で、体を壊さないように長くお酒を楽しみながら付き合う方法を考えてみましょう。

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病気を見つける:早期発見が大事!

病気を見つける:早期発見が大事!

<👨おっさんのつぶやき>

・「え?健康診断で問題なし!と言われているから大丈夫だよね、、」

 

当たり前のことかもしれないですが、病気は「早期発見!」で早く見つかるほど治る可能性が高まります。

以下の国立ガン研究センターのデータによると、「前立腺がん」や「乳がん」は、ステージⅠの早期発見した場合は、発見から「5年間の生存率が100%」という調査結果も出ております。

☆出典:「国立がん研究センターがん情報サービス(全がん協加盟がん専門診療施設の診断治療症例について )」

 

会社員や公務員などの務め人の場合には、基本的に「健康診断」を年1回受けることになっております。

もちろん、「健康診断」を年1回しっかりと受けておくことも大事ですが、特に40代以降の中年になってくる人は、より詳細な健康状態を調べるために数年に1回程度でも「人間ドック」を受けることも良いでしょう。

どこで受けるかによって内容は変わりますが、一般的に「人間ドック」は「健康診断」よりも多数の項目や詳細な調査をするため、健康診断で見つからない病気も早期に発見することに役立つものになります。

 

☆リンク:1滴の血で検査できる!【銀座血液検査ラボ】

病気にかかった時の対処:入院費用・保険での対策など

<👨おっさんのつぶやき>

・「入院したらいくらお金が必要なのかな?数百万円もかかるなら、そんな貯金ないよ。。」

 

病院関係者の方でもない限り、それぞれの病気で「医療費がどれくらいかかるか」は知らない人も多いかと思います。

以下の表は、あくまで一般的なケースをもとにした「主な病気で入院した場合の医療費、実際の自己負担額の目安」となります。

※「自己負担額」は、「医療費全体」から健康保険で国が負担した分を差し引いた金額という意味です

これをもとにして、「万が一のための貯金」や「どのくらいの保険に入ったらよいか」を考えてみるのが良いでしょう。

 

ただ、「日本の健康保険は世界一保証が手厚い」とも言われており、心配し過ぎて必要以上に多額の生命保険・医療保険に入って日々の生活費を減らし過ぎるのも得策ではありません。

「1ヶ月の医療費には上限がある!※対象外の費用項目もあるから注意」や「一定以上の医療費を支払うと税金が還付される(=お金が返ってくる)」なども合わせて考えておく必要があります。

以下の記事が、「医療費」や「保険」について考えるヒントになるかもしれませんので、ぜひ合わせてご確認ください。

保険の基本(ホントに必要?ポイントを簡単理解!料金を見直そう!)

『保険を見直す!』ときには、いきなり保険料の「高い・安い」だけを追いかけないほうが良いです。
「ケガ・病気や災害にあった際に対応できるお金を保険にカバーしてもらう」ことを考え、必要最低限の保険に入りましょう。
チェックすべきポイントや注意点などを簡単にまとめてみましたので是非参考にしてみてください。

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☆リンク:何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談:日本全国70拠点】

「終活」=いつか迎える「死」に心構え・準備をしておこう!

「終活」=いつか迎える「死」に心構え・準備をしておこう!

<👨おっさんのつぶやき>

・「自分が死ぬときのことなんて考えたこともないなあ、、」

・「遺言も何も整理してないから、自分が急になくなったら、きっと家族や周りの関係者は困るだろうなあ、、」

 

『終活』とは、自分の死と向き合い、生きているうちに自分が死んだときの「葬儀」、「お墓」、「財産相続」などを整理し、準備をしておくという活動になります。

突然の事故や病気で亡くなってしまった場合に、家族や周りの関係者が困らないように、いわゆる「遺言」を残すというイメージですね。

「遺言」といっても、基本的なことはそれほど多くないので、紙一枚にまとめて、信頼できる家族などに託す、もしくは「家の~の場所にあるよ」と伝えておくだけでも良いのです。

 

近年、「独身」の方が増えておりますが、独身者こそ、勤め先や遠い親戚に迷惑をかけるようなことが無いように、元気なうちにきちんと「終活」を整理しておくことをおすすめ致します。

また、大切な家族へ、直接は伝えづらいけれど、「今までありがとう」のひと言をメモに残しておくことは、残された家族や自分自身にとっても非常に良いことだと思います。

以下の記事にて、「終活」についての整理方法や企業や地上自治体のサービスなどをまとめてみましたので、宜しければあわせてご確認ください。

終活とは?簡単なエンディングノート・やることリストの作り方をご紹介!

「終活」ってよく聞きますが、自分が死ぬときの準備と考えると後回しにしがちですよね。。ただ、老後を心配せずにしっかり楽しむためにも必要な作業ですので、ポイントや注意点について簡単にご紹介いたします。

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