【Health】元気・健康なオヤジ!

タバコと健康の関係(煙草の害、電子タバコはよい?禁煙対策など)

2021年2月14日

この記事のテーマ(ポイント)

  • 「タバコ」の害を知り、禁煙する!や本数を減らす!に取り組んでみよう!

 

体に悪いことは分かっているけど、タバコはやめられないんだよね。。
1.「煙草=タバコ」って、そもそも何なの?

2.タバコを吸うメリットとデメリット!

3.タバコを吸う人は減ってきている

4.電子タバコ(加熱式タバコ)は健康への害が少ないの??

5.禁煙にチャレンジしよう!

ということを確認していただき、改めて健康のためにタバコとの付き合い方を見直してみましょう!

 

「煙草=タバコ」って、そもそも何なの?

「煙草=タバコ」って、そもそも何なの?

<👨おっさんのつぶやき>

・「若い頃からいつの間にか吸うようになったけど、タバコについて意外と分かってないこと多いなあ、、」

 

「煙草:タバコ」については、『大好き!無いと困る!』という人もいれば、『大嫌い!他人が近くで吸う煙(副流煙)も嫌だ!』という人もいるでしょう。

そもそも、タバコとはどういうものなのか、簡単におさらいしてみましょう。

 

「タバコ」の歴史

タバコは、もともと南米に自生するナス科の植物であり、原住民が儀式などの際に利用していたものであったそうです。

そして、15世紀コロンブスによる新大陸発見を機に、南米からヨーロッパに伝わり、日本には16世紀の江戸時代にも入ってきたと言われております。

葉巻や水タバコなど種類がありますが、現在は紙巻きたばこや電子タバコ(加熱式タバコ)が主流となっております。

 

タバコの健康への害

タバコには、ニコチンやタール、一酸化炭素などの健康に害を及ぼす可能性のある様々な物質が含まれております。

タバコを吸ってその場ですぐに体調を崩すことはなくても、長年喫煙を続けていくことで、「がん・循環器・呼吸器・妊娠時の子供への影響」など健康を害する可能性があります。

また、自分が煙を吸う(主流煙)ことでの自身の健康だけでなく、周りにいる人が自分が出した煙を吸う(副流煙)により他人の健康にまで害を与える恐れがあるのです。

 

なぜタバコがやめられないのか?

「禁煙しよう!」と思っても、簡単にタバコをやめられない理由は、「ニコチン依存症」になっていることが理由にあります。

タバコを吸うと、ニコチンが脳内で作用して快感物質(ドーパミン)が大量に発生し、これが喫煙者がタバコを吸うと「気持ちいい」、「落ち着く」ということにつながりっているのです。

ただ、30分くらいでニコチン効果は切れてしまうため、今度は逆にイライラしたりストレスに感じて、またタバコを吸ってしまうという悪循環に陥ると言われております。

 

タバコを吸うメリットとデメリット!

タバコを吸うメリットとデメリット!

<👨おっさんのつぶやき>

・「なぜタバコを吸うの?と聞かれると、意外とパっと答えが思い浮かばないね。。」

 

「なぜ、タバコを吸うのか?」と考えるとき、メリットとデメリットは何なのかを改めて見直すことが役に立ちます。

それぞれの人の価値観によって異なってきますが、主なメリットとデメリットについて、以下のとおり整理してみました。

 

タバコを吸うメリット!

いろんなものが考えられますが、主なメリットとしてよく言われののは、以下の3点にまとめられるかと思います。

✅吸うと落ち着く・ホッとする

⇒タバコを吸うと落ち着く、気分がリラックスする

✅タバコ仲間とのコミュニケーション

⇒プライベートや仕事のなかで、タバコを吸う人が集まる喫煙所などの場でコミュニケーションが生まれる

✅カッコイイ!

⇒タバコを吸うのがカッコイイ、ファッションとしてとらえている人もいらっしゃいます

 

タバコを吸うデメリット!

健康被害が最も大きいものになりますが、デメリットには以下のようなものがあります。

✅健康に悪い。。

⇒タバコの販売会社がパッケージにまで書いている通り、発ガン性物質を含むなど明らかに健康には良く無いことが分かっております。

✅周りの人に迷惑がかかる。。

⇒副流煙やタバコのにおいなどで、タバコ嫌いの人にイヤがられたり迷惑が掛かってしまう。

✅吸えないとイライラする

⇒最近ではタバコを吸う場所が限られていることもあり、吸えないことでのイライラやストレスもデメリットになってきております。

 

タバコを吸う人は減ってきている

日本におけるタバコを吸う人の割合

<👨おっさんのつぶやき>

・「最近はタバコを吸う人が少なくなってきて、喫煙者は肩身が狭いよね。。」

 

日本においても、ひと昔前の昭和40年頃では、男性は80%以上(女性は約15%)が喫煙者という時代もあったのですが、今は大幅に減ってきております。

少し前のデータになりますが、1992年からみても喫煙者の割合は減少傾向にあり、直近の2018年には男性でも30%を切っている状況です。

☆リンク:厚生労働省ホームページ「e-ヘルスネット(生活習慣病予防のための健康情報サイト)~喫煙~」

 

また、厚生労働省では、「健康⽇本21(第⼆次)」という計画の中で、成人男女での喫煙率を「2018年の約18%から、2022年には12%以下にする!」という目標を立て推進しております。

こういった世の中の流れに加えて、タバコを吸わなくなった主な理由としては以下の3点が要因になったと推測されます。

 

「健康への害」について、より具体的な認知が広まった

喫煙者はタバコを吸わない人よりも寿命が短い傾向があり、イギリスのある調査結果では習慣的にタバコを吸う人の寿命は10年短くなるというデータもあるようです。

何となく「身体に悪そうだ」というイメージだけでなく、具体的なデメリットの情報がテレビやインターネットなどのメディアを通して手軽に入るようになったこともひとつの要因でしょう。

 

吸える場所が少なくなった

飲食店や仕事の職場などにおいても、以前に比べてタバコを吸える場所が圧倒的に少なくなっていることも大きい理由となります。

あちこち吸える場所を探し回ったり、家族に嫌がられて外で吸わされたりといった状況があり、「こんな思いをするくらいならやめよう」という気にもなりますね。。

 

お金や時間のムダと考える人が増えた

「タバコの値上げでお金がもったいない」や「喫煙所と職場を行ったり来たりする時間がムダ」ということがあり、特に若い世代はこう考える人が増えているようです。

「1箱:500円」として、毎日:1箱吸う人は、×30日で「毎月:15,000円」の出費だとすると結構いたいですよね、、、

 


 

電子タバコ・加熱式タバコは健康への害が少ないの??

電子タバコは健康への害が少ないの??

<👨おっさんのつぶやき>

・「電子タバコ・加熱式タバコは紙巻きたばこより健康に害が少ない!ということで、いいんだよね???」

 

2015年に「iQOS(フィリップモリス製)」、2017年に「PloomTech(JT:日本たばこ製)」などの製品が発売されて以降、電子タバコ・加熱式タバコは急激に伸びており、現在では喫煙者全体の20%~30%が利用しているという調査もあります。

「電子タバコ・加熱式タバコ」は、旧来の紙巻きタバコと比べて「健康被害が少ない」というイメージが何となくありますが、果たして実際はどうなのでしょうか。

 

「電子タバコ」と「加熱式タバコ」は別モノ!

タバコを吸わない人はあまりご存知ないかもしれませんが、以下のとおり、そもそも「電子タバコ」と「加熱式タバコ」は別のものになります。

 

電子タバコ

「VAPE(ベイプ)」という機器で液体を加熱して蒸気を発生させ、それを吸うというのが「電子タバコ」になります。ニコチンが有りと無しがあり、日本国内ではニコチン入りのものはなありません。

(ニコチン入りだと法律で「タバコ製品」として扱われますが、日本国内で流通する合法の「電子タバコ」はニコチン無しのため、厳密にはたばこ製品ではないです)

 

加熱式タバコ

「加熱式タバコ」は、タバコ葉を『燃焼』ではなく『加熱』して吸うため、「加熱式」と呼ばれております。

「アイコス(IQOS)」、「グロー(GLO)」、「プルームテック(PLOOM Tech)」といった商品は、「加熱式タバコ」になります。

 

「電子タバコ」や「加熱式タバコ」は健康への害は少ない?

「電子タバコ」や「加熱式タバコ」の最大のメリットは、これまでの「紙巻きタバコ」よりも、煙が少ない(嫌な臭いも軽減)というところでしょう。

加えて、「健康への害が少ない」というイメージがあるかもしれませんが、これは医学的な裏付けがまだなく、「健康には良い!(紙タバコよりはまし)」と思い込むのは早とちりかもしれません。

以下の、千葉県医師会さんのホームページでの資料が非常に分かりやすかったため、宜しければ合わせて参考にしてください。

☆リンク:千葉県医師会ホームページ「新型タバコの危険な真実」

 

禁煙にチャレンジしよう!

禁煙にチャレンジしよう!

<👨おっさんのつぶやき>

・「思い切って、禁煙するぞ!!!」

 

喫煙者の方のなかには、「禁煙する!」と決意・実行してみたけれど挫折しちゃった。。。という人も多いかと思います。

一説によると、タバコは麻薬の「ヘロイン」や「コカイン」と同じくらいに依存性が強いと言われており、だからこそ簡単に辞めるのが難しいものになります。

禁煙すると決めた方は、挫折しないためにも、以下のようなポイントに気を付けて、しっかりとした準備のうえで取りかかり、ぜひ禁煙に成功していただきたいと思います。

 

きちんと準備・計画する!

何となく始めるのではなく、事前に十分な準備と計画を立てておくことで、成功する確率が高まります。

①いつから開始するか?禁煙日数をカウントする!

②タバコや灰皿・ライターなどは全部捨てる!

③タバコをやめるメリット・目標を文字にする!(年間~円の節約 など)

 

周りの家族や仲間に「禁煙を宣言」する!

家族などの周りの自分に近い人間に、あえて「禁煙する!」と宣言することで、簡単に辞められないという状況を作りましょう。

禁煙することが、周囲の人から感謝されることがあった場合には、さらに禁煙の達成感は倍増されますので、ぜひお試しください。

 

必ず「吸いたくなる」ので、その時の対策・心構えをする!

喫煙期間が長い人ほどニコチン依存が強く、「吸いたくなる」タイミング(=離脱症状)が必ず来るので、あらかじめ「そのときが来る!」ことを想定して対策を考えましょう。

「タバコを吸う、吸いたくなる環境(喫煙所など)に近づかない」や「吸いたくなったら気を紛らわせる(歩くなどの運動、お茶やガムでごまかす)」などで、どのように対策するかを決めておきましょう。

 

禁煙外来(お医者さん)を頼る!

「喫煙期間が長くニコチン依存が強い」や「自分一人ではやめられる自信がない。。」と言った人は、禁煙外来(=お医者さん)を頼る方法もあります。

現在では、禁煙外来は健康保険の対象になっておりますので、それほど高額でなく診療を受けることもできるので、一度相談してみるのも良いかもしれません。

 

☆リンク:1滴の血で検査できる!【銀座血液検査ラボ】


「健康」について学び、対策しよう!

病気について学び、対策を考える

👨おっさんのつぶやき>

・「健康になるぞ!でも、何から始めたらよいのかな??」

 

誰しも「病気にはなりたくない」、「死ぬのは怖い」と思うのは自然なことなので、「病気」や「死」について考えること自体を後回しにしてしまう、あまり考えたこともないというケースも多いかと思います。

しかし、『好きな場所へ行き、好きなものを食べれる、健康な身体でいること』や、『自分が病気になった時に家族が困らないように準備しておく』のは、豊かで幸福な人生を送るためにも非常に大事なことです。

以下の内容は、「病気を知り・対策しておく」ことや、「健康維持のためにできること」を理解するためのヒントになるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください。

 

✅病気を知り、事前に対策する!

誰でも避けたい話題ですが、「病気」のことを学び、理解することは人生の大きな助けになります。

「平均寿命」や「死因となることが多い病気」、「どんな治療をするのか?」、「どれくらいの医療費がかかるのか?」などをザックリとでも事前に知っておくことは、いざ病気にかかった時に慌てずに対処することにつながります。

病気を学ぶ!(日本人の平均寿命、死因のTOP5、病気を防ぐ生活習慣)

病気を知り、その対策を事前に知っておくことは、人生を有意義に過ごすためにも非常に役立ちます。「日本人の平均寿命」、「死因のTOP5」、「入院したら医療費はいくらかかる?」といったことを改めて考える機会にしていただければと思います。

続きを見る

 

✅食べ物から健康になろう!

人間は食べ物から栄養やエネルギーを得て、体を維持・成長させておりますので、毎日の食事による栄養が過不足だったり、不規則であれば健康には悪影響となります。

「ガン、心疾患、脳血管疾患」は日本人の死亡原因の5割以上を占めおりますが、日々の食生活に気を付けていくことが病気の予防に有効とも言われており、改めて食事を見直す機会にしてみてください。

食事と健康の関係・影響とは?(バランスの取れた病気になりにくい食生活を!)

「食事」は私たち人間が生きていくうえで欠かせない活動であり、「健康」と「命」に直結するものですね。健康な身体を維持するための、「必要な栄養をバランスよく食べる」や「不健康になる食べ物や食べ方」に関するヒントとなる情報をご紹介いたします。

続きを見る

 

✅運動しよう!

運動することは、「肥満にならず、生活習慣病を防ぐ」、「筋力・体力を維持して健康な動ける身体作り」、「ストレス発散で精神面にも良い効果」など様々なメリットがあります。

ただし、全く運動しない人が急に無理な方法で始めると長続きしないので、「楽しみながら長く習慣化できる運動」を心がけることが良いですね。

運動と健康の関係(どのくらいの運動量が良い?習慣化して続けるコツ!)

「運動は身体に良い!」ということは、何となくは分かっているけれど、具体的にどんな効果があるのでしょうか。「健康維持に必要な運動量」や「運動を習慣化するコツ!」などについてご紹介いたします。

続きを見る

 

✅良い睡眠で健康になろう!

「睡眠」は肉体の休養と疲労回復だけでなく、精神:ココロの健康にも良い効果があり、良い睡眠をとることは生活習慣病の予防にもつながると言われております。

現代社会では、「眠りが浅い」、「疲れが取れない」など、毎日の睡眠でいろいろな悩みを抱えている人も多いと聞きますので、ぜひ一度、「自分の眠りの改善」について考えてみましょう。

質の高い眠りが健康につながる!(日本人の平均睡眠時間、良く寝るコツなど)

「睡眠」は、「身体の健康」と「精神(心)の健康」に役立つ働きがあり、私たちの人生に欠かせないものです。「私は不眠症だから。。」とあきらめずに少しでも改善する方法を考えてみましょう。

続きを見る

 

✅健康に「害」となるもの!

「タバコ」や「お酒」は、「健康に悪いとは分かっているけれど、辞められない(辞めるつもりもない?)」という人も多数いらっしゃるかと思います。

完全に辞められないとしても、少しでも改善できる方法について検討してみることをおすすめ致します。

お酒・アルコールの健康被害(悪影響や依存症を知り上手に付き合う!)

お酒(アルコール)の飲みすぎは体に悪いのは分けるけれど、具体的にどんな影響があるのでしょうか?長い人生で、体を壊さないように長くお酒を楽しみながら付き合う方法を考えてみましょう。

続きを見る

 

✅「終活」=自分の死を考える!

『終活』とは、自分の死と向き合い、生きているうちに自分が死んだときの「葬儀」、「お墓」、「財産整理」などを準備しておくという活動になります。

万が一の時に、後悔や慌てることが無いように、事前に対策をしておくことは、老後の安心材料にもなるので考えてみましょう。

終活とは?簡単なエンディングノート・やることリストの作り方をご紹介!

「終活」ってよく聞きますが、自分が死ぬときの準備と考えると後回しにしがちですよね。。ただ、老後を心配せずにしっかり楽しむためにも必要な作業ですので、ポイントや注意点について簡単にご紹介いたします。

続きを見る