この記事のテーマ(ポイント)
- TOEICで得点UPするためのコツやポイントをご紹介!
- 「出題パターン」と「時間配分」を学んでTOEIC試験を攻略しましょう!

2.TOEIC対策は「出題パターン」と「時間配分」が超重要!
3.TOEICの各パートごとの試験攻略法!
4.「TOEIC」で高得点を取るためのコツやポイントは?
といった内容をおさえて、ぜひTOEICで高得点をゲットしましょう!
目次
TOEIC(トイック)ってどんなテストなの?
<👨おっさんのつぶやき>
・「TOEICは知ってるけど、具体的にどんな試験なのかな??」
TOEICは「Test of English for International Communincation(国際コミュニケーション英語能力テスト)」の略で、アメリカ発祥の教育試験サービス(ETS:Educational Testing Service)という非営利団体が行っている試験になります。
2012年の実績として、全世界150か国で約700万人もの人が受験していると言われております。
TOEICとは、文字通り英語能力をはかるテストになるのですが、具体的にどんなものであるかポイントをご紹介いたします。
TOEICとはどんな試験なのか?
「TOEIC」には、以下表のとおり4種類のテストがありますが、日本で「TOEIC」というと、ほとんどのケースで①の「Listening & Reading Test」を指していることが多いです。
2019年には日本国内で220万人が受験している実績があります。
☆リンク:㈶国際ビジネスコミュニケーション協会ホームページ(TOEIC)
また、「TOEIC:Listening & Reading Test」の点数方式は、990点が満点(Listening:495点、Reading:495点)になっております。
TOEICスコアの点数によって、以下のとおりレベル分けでの評価があり、日本では仕事で英語を扱う場合に最低限必要なレベルとしてB(730点~)以上を取得していることが目安になることが多いです。
何のためにTOEICを受けるの?
日本では、自分の英語能力をはかるためにTOEICを受験する人が多いですが、その理由として就職活動などで企業がTOEICの点数を基準にしているケースが多いことがあります。
日本企業が採用活動において、TOEICを応募基準に利用しているのは、主に以下のような要因によるものです。
<TOEICが使われる主な要因>
★海外企業との取引や海外への事業進出が増え、日本企業では英語ができる人材がこれまで以上に求められている
★日本ではTOEICが英語能力を測る基準として最も普及しており受験者も多い
★TOEICの試験内容で使われる英語表現は、英検などよりも仕事で使うビジネス向け文章や言い回しが比較的に多い
TOEICとTOEFLは何が違うの?
TOEICは、日本、台湾、韓国などのアジアの一部では人気があるものの、実は全世界ではそれほどメジャーではなく、アジア以外では主に留学目的で使う「TOEFL(トフル)」や「IELTS(アイエルツ)」のほうがよく知られた存在のようです。
海外留学を目的とするときには、TOEICでは通用しないケースが多くTOEFLかIELTSが必要となるため、試験目的をよく考慮してから受験するようにしましょう。
TOEIC対策は「出題パターン」と「時間配分」が超重要!
<👨おっさんのつぶやき>
・「TOEICにも、高得点を取るために試験テクニックがあるのかな??」
TOEICで高得点を取るためには「自分の英語力をUPする」のが基本ですが、TOEICの特徴と攻略法を理解した試験対策をすれば得点UPにつながる可能性が高くなります。
つまり、「同じ英語能力でも、試験対策をする/しないでは点数が変わる」ということです。
以下3つは、TOEICで高得点を取るために効果的な試験対策であると言われており、ぜひ参考にしてみてください。
出題パターンを理解しよう!
TOEICではどのような問題が出るのかという、「出題パターン」を事前に知り、パターンごとの対策をしておくことが得点UPにつながる有効な勉強方法となります。
TOEICは、音声を聞いて答えを選択する:ListeningがPrat1~Part4までの4題、問題用紙の文章を読んで答えを選択する:ReadingがPrat5~Part7までの3題あります。
もちろん文章の中身や単語・言い回しなどは入れ変わるものの、これらの出題のパターン(試験形式)は毎回同じです。
それぞれのPartごとの攻略法は次の項目でご紹介しますが、出題パターンを学ぶことで、「良く出てくる言い回しや文章形式」や「どんな質問内容が多いのか?」、「試験テクニック(問題と選択肢を先読みする、など)」を事前に理解しておくことが可能となります。
時間配分はとても大事!
ある程度の英語力がついた人がTOEICを受験すると、「内容は分かるんだけど時間が足りなくて、最期の問題までたどり着けない!」という壁にぶつかるケースがよくあります。
TOEICでは「時間配分」を守るのが非常に大事であります。
特にReading(Part5~7)では、事前に自分の時間配分を決めおき、分からない問題は一番近いと想定される答えを選んで、どんどん次に進むといった割り切りが重要になってきます。
以下は、Partごとの時間配分の目安で、これを守って試験が受けられるように、事前に問題集での模擬練習をしておくことも効果的な試験対策になります。
TOEICで多い単語や言い回しを覚える!
TOEICでは、出題パターンや形式がだいたい決まっているため、「会話のやり取り」、「手紙」、「メールでのやり取り」といった良く出てくる文章形式というものがあります。
これらの「文章形式」や「多く出てくる単語や言い回し」を事前に知っておくことも得点UPに有効な試験対策になります。
学ぶ方法として一番良いのは、公式問題集を模擬試験として繰り返し受けることでTOEICに慣れることであり、加えて、TOEICで頻出する単語集もざっと目を通しておくだけでも効果はあるでしょう。
TOEICの各パートごとの試験攻略法!
<👨おっさんのつぶやき>
・「TOEIC攻略法を理解して、高得点をゲットするぞ!」
TOEICでは出題パターンが決まっているので、各パート(Part1~Part7)の出題形式を事前に知っておき、どのような問題が多いのかと実際に問題集で解いてみるというのが得点UPには効果的です。
また、何度も繰り返しになりますが、とにかく「分からない問題」や「迷う問題」はサッサと割り切ってしまい、「分かる問題を確実に正解する」のが非常に大事です。
各パートの攻略方法について、ポイントになるところを以下にご紹介させていただきます。
Part1:写真描写問題(1問:20秒)
Part1は「写真描写問題」で、問題用紙には写真だけがあり、音声で流れる質問と4つの選択肢から正しいものを選ぶという問題形式になります。
問題集で繰り返し解くと慣れてくるかと思いますが、その他、以下3点がポイントUPのコツとなりますので参考にしてください。
また、全てのListening問題(Part1~4)に当てはまることですが、最初の説明(イントロダクション)や定型の質問文(例:Look at the pincture~~)は問題への回答と関係ないので、これは無視して「写真や文章を確認する」や「質問(問題文)の先読み」の時間に使いましょう。
<Part1のポイント!>
📝①問題文の音声が流れる前に、何が写っているのか写真をよく見る(風景、人物、乗り物など)
📝②ひとつの問題を解き終わったら、すぐに次の問題の写真を確認する
📝③写真に写っている情報から分かる内容で判断する(例:人物が写っていないのに、「男性が~している」みたいなものは選択から外す)
Part2:応答問題(1問:30秒)
Part2は「応答問題」で、問題用紙には何も書かれておらず、純粋に音声だけで「質問文」と「3つの選択肢」が流れて、正しいもの選ぶという出題形式になります。
読まれる英語の音声だけが頼りになるので英語学習を始めたばかりだときついかもしれませんが、以下3点が攻略のポイントです。
また、Part2は問題用紙に何も記載が無く、実際の問題文が読まれるまでの最初の説明をただ聞いているのはムダなので、次のPart3の問題文と選択肢をできる範囲で「先読み」しておく時間に使いましょう。
<Part2のポイント!>
📝①単語や内容は変わるけれど、質問は一定のパターンがあるのでとにかく問題集で数をこなして慣れておく
📝②最初の2,3語が、質問内容を理解するのに重要なので集中して聞く(例:「Do you like~なら好きなものを聞いている」)
📝③「W」か「H」で始まる質問はラッキー問題(例:「Where~なら場所の説明が答え」、「What time~なら時間の説明が答え」)
Part3:会話問題(1問:26秒)
Part3は「会話問題」で、2~3人の会話を音声で聞き、会話に関する3つの問題と4つの選択肢が問題用紙に書かれており、正しいものを選ぶという問題形式になります。
以下の3点がポイントUPのコツとなりますが、特に「会話の音声が流れる前に3つの問題文を先に読んでおく(=質問の答えを探しながら音声を聞く)」というのが最も重要になります。
<Part3のポイント!>
📝①会話の音声が流れる前に、問題文を必ず先読みする(選択肢も読めたらより良い)
📝②先読みした問題に対する答えを探しながら音声を聞き、分かったらすぐ答えをマークする
📝③質問内容(問題文)もパターンがあるので問題集で数をこなしてマスターしておく(例:What are they tolking about?なら、会話の内容を聞く質問)
Part4:説明文問題(1問:32秒)
Part4は「説明文問題」で、説明文が音声で1度だけ流れるので、問題用紙に書かれた質問に対して4つの選択から正しいものを選ぶという問題形式になります。
以下の3つが重要ポイントですが、Part3と同様に「問題文の先読み(=音声の前に何を聞かれているか確認しておく)」が大事であります。
<Part4のポイント!>
📝①会話の音声が流れる前に、問題文を必ず先読みする(選択肢も読めたらより良い)
📝②先読みした問題に対する答えを探しながら音声を聞き、分かったらすぐ答えをマークする
📝③問題集で質問のパターンを学ぶのと、問題文の質問内容が分からないものは切り捨てる
Part5:短文穴埋め問題(1問:20秒)
Part5は「短文穴埋め問題」で、短い文章のなかで一か所空欄になっており、4つの選択肢から最も適切な正しいものを選ぶという問題形式になります。
以下3点が得点UPのポイントになりますが、Part7にできるだけ時間を使えるように、Part5は最大でも10分として、分からない問題で引っかからずに、できるだけサッサと終わるように心がけましょう。
<Part5のポイント!>
📝①最初にサッと問題文と選択肢を見て、何を問われているかを把握する(文法の問題?語彙力の問題?)
📝②質問のパターンはある程度決まっているため、事前に問題集をたくさん解いて慣れておく
📝③分からない問題は時間をかけ過ぎずに諦めて、適当にマークして次に進む
Part6:長文穴埋め問題(1問:37秒)
Part6は「長文穴埋め問題」で、問題用紙に印刷された長文の文章があり、穴埋め箇所に4つの選択肢から最も正しい一つを選ぶという問題形式になります。
長文と言っても、メールや手紙など文章形式はある程度決まったパターンがあり、問題集をやり込むことで慣れておくことは可能です。
Part6も最大で10分以内を目安として、時間をかけ過ぎずにPart7へ早くつなぐようにするのをおすすめいたします。
<Part6のポイント!>
📝①頭から全文を読むような時間をかけずに、まず最初に穴埋め箇所と選択肢を見て、答えが分かればすぐマークして先に進む
📝②どうしても文章を読まないと分からないときは、全文でなく問題への答えにつながる箇所を探すように読む
📝③文章を読むのに時間がかかりそう、分からない、迷うときは諦めてさっさと次に進む
Part7:読解問題(1問:61秒)
Part7は「読解問題」で、1つの文章もしくは複数(2~3)の文章があり、この文章に関連する質問(問題)について、4つの選択肢から正しいものを選ぶという問題形式になります。
このPart7はボリュームもあって文章を読むのが大変なのですが、文章の意味がつかめれば答えられる問題が多いので、Part7に時間を温存しておき、最期の問題までたどり着くことが高得点へのカギとなります。
全体として丁寧に読みすぎて、Part7での時間が足りなくなってしまう人が多いので、「時間配分」をよく注意して試験に取り組みましょう。
<Part7のポイント!>
📝①どんな内容の文章なのかをザっと把握する(30秒以内)
📝②問題文を読んで何を質問しているのか理解する
📝③質問に対する答えを探しながら、文章を読み込んでいく(&分からない問題は切り捨てて先に進む)
TOEICで高得点を取るためのコツ・ポイント
✅TOEIC公式問題集を何度もやり込む!
⇒一番良い対策はTOEICの「公式問題集」で実際に問題を解いてみることなので、不正解だった問題の復習を含めて何度もやり込むのが良いです。
⇒また、問題集は古いバージョンでは出題形式が現状と違う場合もあるので、最新版の問題集を利用するようにしてください。
✅本番形式でリハーサル受験する!
⇒練習で問題集を解くのと、実際の本番試験ではだいぶ異なり、「時間配分」が上手くいかないケースが多いので、必ずきちんと時間を計って本番形式での事前リハーサル試験を行いましょう。
✅高得点を取るゲームだと割り切って取り組む!
⇒高得点を取るためには、「TOEICは点取りゲームだと割り切る」ことも重要です。
「分からない問題は全部1番を選択する!」とか「選択を2つで最後迷ったら数字が大きいほうを選ぶ」などの自分ルールを決めて、とにかく一つの問題に時間をかけ過ぎないように注意しましょう。
本気で英語力をつけたい!(勉強計画の立て方、英会話、TOEICほか)
<👨おっさんのつぶやき>
・「よし!今度こそ、本気で英語力をつけるぞ!」
現時点での英語能力やどの程度の英語力を目標とするかにもよりますが、英語学習はかなりの時間が必要となるケースが多いです。
また、英語のスクールや教材・参考書はとてもたくさんあり、あれもこれもと手を付けていたらいくら時間があっても足りません。
そのため、事前にしっかりと戦略を練っておき、実施する勉強内容の計画を立ててから学習をスタートし、ときどき見直しながら継続していくという進め方が重要になります。
「学習計画の立て方」、「英会話への取り組み方」、「TOEICで高得点を取る方法」などについて、以下のページでご紹介しておりますので、宜しければ合わせてご確認ください。
✅勉強を継続するための学習計画を立てる(勉強法とスケジュール)
✅「英会話=英語を話す!」を克服する勉強法
✅TOEICで高得点を取るためのコツ・テクニック
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英語力の上達は「目的=何のため?」と「目標=ゴール設定」が超重要!
「英語力を身につけたい!」という人は多いですが、無計画に勉強を始めてしまい、挫折するケースも多いです。長く続けるコツとして、一番最初に「目的=何のためか」と「目標=ゴール設定」をきっちり行うことが重要になりますので、そのヒントとなる情報をご紹介させていただきます。
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英語力UPには「勉強計画」が超重要!本気で英語を学びたい人向け!
ある程度の英語力を習得するには「1000時間以上は勉強が必要」とも言われており、適当に始めて挫折するケースが非常に多いです。本気で英語を学びたい!という人向けに、勉強計画の立て方について、ポイントやコツなどをご紹介させていただきます。
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英語力UPには「話す=英会話(スピーキング)」の勉強が大事!
英語力UPには「話す=英会話」の勉強が非常に効果的です。ただ、日本人は、「完璧を求めすぎる」や「恥ずかしがって話さない」という傾向があり、これらを解決して英会話力を伸ばすためのコツやヒントをご紹介させていただきます。
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【仕事】 毎日イキイキとやりがいをもって働きたい!
<👨おっさんのつぶやき>
・「満員電車での通勤、人間関係の問題、上司やお客様の厳しい要求などストレスだらけ、、」
・「仕事はイヤだけど、生活のために働かないとしかたないよね、、」
たいていの人は、休日を除いて週5日、毎日8時間(残業を入れたらそれ以上)を仕事に使っており、20代~60代という人生の最盛期のなかで『働く時間』の割合は非常に大きいものになります。
※仮に労働時間を「40年間×12か月×20日間×8時間」の前提に計算すると、76,800時間!
これだけの長い時間を使う仕事に対して、『あぁ、ヤダヤダ、、』と毎日過ごすより、『この仕事ができて本当に良かった!』と感じることができたらとても幸せなことですよね。
以下のページに何かヒントになる情報があるかもしれませんので、宜しければ合わせてチェックしていただきたいと思います。
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イキイキと楽しく仕事したい!(仕事術、キャリア、転職、英語力)
仕事=働く時間って40年×平日20日×8時間と考えると76,800時間!この時間を「あー、ヤダヤダ。。」と過ごすのか、「やりがいがあって楽しい!」と過ごすのかはあなた次第。キャリアプラン、収入UP、仕事術・効率化、転職、英語力などのテーマをご紹介します。
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✅キャリアプラン(仕事の目標)を見直す!
✅仕事術でテキパキ効率化!
✅仕事で必要な英語力をつける!