この記事のテーマ(ポイント)
- 『一戸建て』VS『マンション』について、メリットとデメリットを比較してみましょう!


2.年代別の住宅事情(一戸建てorマンションなど)
3.今後、日本は空き家・空き地が増える??
といった点についてチェックしてみましょう!
目次
『一戸建て』と『マンション』のメリット・デメリット比較!
<👨おっさんのつぶやき>
・「やっぱり、庭があってペットが飼える一戸建ては良いよなあ、、」
・「マンションは管理会社がメンテナンスや管理をしてくれてラクチンだから好きだな!」
以下①~⑧の比較項目について、「一戸建て」と「マンション」のどちらのほうが有利であるかということを一覧表で簡単にまとめてみました。
ただし、これはあくまで一般論でありますし、「何を優先するのか?」や「どこにメリットを感じるか?」は人それぞれなのであくまで参考としてお考え下さい。
どんな買い物であっても、結局は「自分自身が満足していればOK」なのです。
例としては、『ペットをたくさん飼いたいから、ゼッタイ一戸建て!』という人もいるでしょうし、『メンテナンスや修繕など自分でやるのは面倒だからマンション!』という人もいるでしょう。
ただ、住宅にはそれ以外にも考慮すべき点はたくさんあるので、良く確認や検討をせずに家を購入して、実際に住んでから後悔することは避けたいですよね。
「勢いで住宅購入して後悔してしまう」ことがないように、ぜひ以下のチェック項目を参考に確認してみてください。
①間取りやリフォームの自由度
〇:一戸建て!
マンションでもリフォームは可能ですが、共用住宅のため限界がありますので、やはり一戸建て住宅のほうが自由度は高いと言えるでしょう。
特に、注文住宅で一戸建てを立てる場合は間取りや自分のこだわりを設計に取り込めますし、いわゆる「DIY」で自分で家具や庭いじりなどをできるところが一戸建ての大きなメリットです。
②騒音などの隣人問題
〇:一戸建て!
一戸建てであっても隣人問題が絶対ないとは言いませんが、上下左右を他人の家と接しているマンションのほうが騒音などの隣人トラブルに会う可能性は比較的高いでしょう。
せっかく良い家を手に入れたとしても、隣人トラブルが起きると毎日の生活が台無しになってしまうこともあり得ます。
子供が多いご家庭やピアノなど楽器をやりたい人、騒音だけでなくプライバシーを守ることを重視したいという人は、この点を良く考えてみましょう。
③ペットを自由に飼える
〇:一戸建て!
マンションでもペット可の住宅が増えておりますが、たいていは「1頭まで!」とか「大型犬はNG!」などの制限があるため、一戸建てのほうが自由度は高いですね。
ペットを多頭飼いしたい人や、犬のなき声などの音を気にせず生活したいという人は一戸建てのほうが向いているかもしれません。
④駐車スペース
〇:一戸建て!
駐車場付きの住宅を購入すれば、駐車場代の費用を支払う必要がなくなります。
マンションであると、「住宅ローンが終わっても駐車場代はずっと発生する。。」、「隣の車にぶつけられるリスク。。」などといったことを考えないとなりません。
⑤メンテナンスや修繕管理の手間
〇:マンション!
住宅のメンテナンスや修繕などの管理について、マンションならば基本的には管理会社に全てお任せにできるので、一戸建てのように全て自分で管理するよりは手間がかからないと言えます。
⑥共用スペースの充実度
〇:マンション!
その住宅によって設備内容は異なりますが、共用スペースが活用できることはマンションのメリットであります。
マンション1階玄関ロビーには簡単な面会や待ち合わせができるソファがあったり、レンタルのパーティルーム、ジム、バーがあったりするマンションもあるようです。
マンションを選択するときには、こういった共用設備がどのようなものがあるのかも良くチェックしておきましょう。
⑦セキュリティ対策
〇:マンション!
マンションは一戸建てと比較してセキュリティ対策がきちんとしている場合が多く、特に最近のマンションでは、「カードキーでの入室管理」、「監視カメラ」、「オートロック」が完備されていたりします。
セキュリティ対策を重視する人は、一戸建てで同じ設備を準備するのは高額になるので、マンションを選択するのも良いかもしれません。
⑧資産活用の柔軟性(売却・賃貸)
〇:マンション!
一戸建て住宅は、新築から20年以上過ぎると建物の価値がほとんどゼロになりますが、マンションの場合は資産価値の目減りはもう少し緩やかになります。
老後に「売却する」、「賃貸に出す」ということを想定している人は、マンションを買ったほうが選択肢が増える場合が多いでしょう。
また、「売却」、「賃貸」を計画するのであれば、将来も需要が見込める「都心のエリア」、「駅から近い」などを購入時に考えておく必要があります。
年代別の住宅事情(一戸建てorマンションなど)

以下にご紹介している3つの表は、年代や世帯類型(「ひとり暮らし」、「夫婦2住まい」など)で、どんなタイプの家に住んでいるのかを国土交通省が調査した結果となります。
☆出典:国土交通省ホームページ「資料:世帯類型別の住宅の状況」
※スマホだと画像が小さいので拡大して見てくださいm(__)m
まず、世帯主(=家計を主に支える人)の年代別に、『家族の類型』、つまり「ひとり暮らし(以下の単独)」なのか「夫婦+子供」で住んでいるのかを以下の表で確認してみましょう。
20代は「単独=ひとり暮らし」が約70%と最も割合が大きく、子供と同居する家は世帯主が30代~50代が最も多い結果になっております。
70代以上では、「夫婦2人」か「単独」の住まいの合計が70%を超えているという状況です。
次に、「家族類型」別にどのようなタイプの家に住んでいるかをグラフでまとめたのが、以下の資料となります。
あくまで日本の全世帯合計での数字となりますが、「持ち家の一戸建て」が最も多くて全体の51%となっております。
また、『一戸建ては持ち家は多いけれど、借家(賃貸)は少ない』ということや、『マンション・アパート(共同+長屋)は借家(賃貸)が多く、持ち家は少ない』といったことが以下のデータから読み取れます。
また、世帯主(=家計を主に支えるもの)の年代別にどのようなタイプの家に住んでいるのかが、以下のグラフ資料になります。
年齢が上がっていく毎に、「一戸建ての持ち家」の割合が増えていく傾向であり、「共同+長屋」も合計すると、「70代以上は80%以上の人が自分の持ち家をもっている」となります。
これを見ると、高齢化の進展によって、介護の必要で今の家に住めなくなるなどの理由によって、住宅市場での「中古住宅」の数量が増えてくることも見込まれております。
今後、日本は空き家・空き地が増える??

現在の日本において、「空き家(人が住んでいない家)」がどれほど増えているかというと、以下のグラフや一覧表を見ていただくと良く分かるかと思います。
☆出典:国土交通省ホームページ「第1回 中古住宅の流通促進・活用に関する研究会(事務局説明資料)」
2008年時点では、日本全国の住宅総数=5,759万のうち、「757万戸=13.1%が空き家!」となっており、空き家が右肩上がりに増加しています。
(最近の調査結果として、2018年には空き家率はさらに進んで13.6%に拡大している状況)
しかも、これから日本は少子高齢化がますます進むので、空き家や空き地は増える傾向にあることは間違いないでしょう。
実際に、これから日本の人口はどれくらい減っていくのかというと、2010年の約1億2,800万人をピークに、2060年には約8,600万人、2110年には約4,300万人まで減少するが見込まれております。
加えて、14歳以下と働く労働世代の15~64歳の比率が減り、2060年には65歳以上の高齢者世代が40%を超える時代に突入することがほぼ確実な状況です。
下の表は、「総世帯数」と、そのなかで「世帯類型(”ひとり暮らし”、”夫婦+子”など)」がどのくらいの割合があるか、5年ごとの変動実績と将来予測のデータとなります。
✅総世帯数は減っていく(2015年:5,060万世帯⇒2060年:4,206万世帯)
✅単独世帯(ひとり暮らし)は増えていく
これを踏まえて、「将来、賃貸に出したい」ならば、「郊外の一戸建てよりも、都心でアクセスの良いマンションのほうが良いかな?」などといったことが考えられますね。
日本の現状や将来を見据えて、自分の住宅や将来への計画を考えることは非常に重要だと思いますので、そういった点もぜひご検討いただければと思います。
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人生お金が全てではもちろんありませんが、「お金」があれば実現できることや、人生を豊かにするチャンスが増えることにはつながります。
より豊かな生活を目標にして、『節約:お金を減らさない』、『収入UP:お金を増やす』ための取り組みを以下のページにまとめてみました。
アナタにとって何かのヒントになるかもしれませんので、宜しければ合わせて参考にしてみてください。
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