この記事のテーマ(ポイント)
- 毎日を過ごす『家』について、人生全体でかかる費用を整理してきちんと計画を立てましょう!


2.「一戸建て」VS「マンション」
3.「持ち家」VS「賃貸」
4.「新築」VS「中古」
5.住宅ローンをお得に借りよう!
6.老後の住まいを考えておこう!
7.「理想の家」に住みたい!
といったポイントで住宅について改めて考えてみよう!
目次
アナタの『住まいの戦略・計画』を立てよう!
<👨おっさんのつぶやき>
・「将来は子供部屋も必要だし、広い家を買いたいけどそんな貯金はないよなあ、、」
・「もう家を買って住宅ローンも契約してるし、今さら何か改善といっても、、」
「家:住まい」は、多くの人にとって生活費のなかで大きな部分を占めるコストですので、老後まで含めた『人生全体でかかる住宅費用』を考え、計画を立てておくことは重要です。
既に住宅を買ってしまったという人であっても、「住宅ローン借り換え」や「介護などを想定して老後の住まいをどうするのか?」などを考える必要はあるでしょう。
ただ、とにかく住宅費用が安ければ良いというわけでもなく、毎日過ごす自分の家が快適な空間であることは、私たちの人生を幸せで豊かにしてくれるものでもあります。
また、人ぞれぞれの価値観によって、「家:住まい」に何を求めて、何を重視するかは違ってきます。
以下のようなポイントを参考にして、自分にとっての「最適な家:住まいとは?」について、ぜひ改めて考えるきっかけにしていただければと思います。
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1家族構成
「独身1人暮らし」、「夫婦二人」、「子供を入れて5人家族」なのかといった家族構成によって、部屋数がいくつ必要かなどの計画が大きく変わってきます。
特に、賃貸ではなく、住宅を購入する場合は、「家族構成=その家に住む人数」を将来を見通して考えておきましょう。
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2住むエリア
「通勤時間がどれくらいかかるか?」や、「子供の学校(自宅から通える範囲にいくつか大学がある?)」などの観点で、自分にとっての最適なエリアを選びましょう。
また、賃貸で貸し出す可能性があるなら、「人気のあるエリア(最寄り駅)」、「駅から徒歩圏内」などの要件を考えておく必要があります。
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3アクセスの便利さ
自宅周辺に近い生活圏で考えたときに、「食材の買い物(スーパーなど)」、「電車・バスなどの交通機関」、「子供の学校・塾」などのアクセスの便利さも重要なポイントです。
例えば、良く調べずに通勤の最寄り駅までバス移動の住宅を買ったら、「終バスが早くて、残業で遅いとタクシー代がかかる。。」なんてことにもなりかねません。
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4仕事の制約(転勤など)
例えば、会社員や公務員などの方で、「転勤が多い職種」であるならば、「持ち家よりも賃貸のほうが良いか?」や「単身赴任したときの住宅や生活費用」といったことも考慮しておく必要がありますね。
逆にフリーランスでインターネットさえあればどこでも働ける人は、住宅費が安い郊外や地方に住むという選択肢も有効かと思います。
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5一戸建てかマンションか?
「一戸建て」と「マンション」には、それぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いのかは人ぞれぞれで答えが違ってくるものです。
既に購入済みの方の口コミや失敗談などをきちんと確認して、後で後悔のない選択をしたいですね。
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6持ち家か賃貸か?
「持ち家と賃貸でどちらが良いのか?」についてもよく話題になるテーマですが、これも結局、自分のライフスタイルに合わせて何が最適なのかを決める必要があります。
「持ち家VS賃貸」については、以下の項目でもう少し詳しくご紹介しております。
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7新築か中古か?
「住宅を購入する!」と決めた場合にも、「新築住宅(建売と自己設計)」と「中古住宅」という選択肢があります。
「何が何でも新築!」というこだわりがある人はそれでも良いでしょうが、費用対効果という観点から「中古住宅を買う」ということも一度は考えてみたほうが良いでしょう。
「新築VS中古」についても、下記でもう少し掘り下げてご説明しております。
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8お金の制約(いくら使える?)
「快適で素敵な家に住みたい」のはもちろんですが、よほどお金持ちでなければ費用に制限があるかと思いますので、支払える範囲の金額で「最も良い選択肢は何か?」を考える必要があります。
家を買うときに多くの人が利用する「住宅ローン」について、「ローンの利子率」、「住宅ローン減税」といったことを後ほど↓のほうでご説明いたします。
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9老後の住まいを考える
働くことができる若い世代のうちは良いですが、仕事をリタイアした後の「老後の住まい」についても事前に考えておきたいですね。
例えば、「持ち家」があれば老後に家賃を支払う必要がなく費用負担を軽くできるかもしれませんし、逆に老後は介護付き住宅に入る想定で働く世代のあいだは「賃貸」で過ごすという選択もあります。
年を取ってから慌てないためにも、はやいうちから「老後の住まいをどうするか?」を考えておくことが大事です。
「一戸建て」VS「マンション」
<👨おっさんのつぶやき>
・「一戸建てとマンション、それぞれに良さがあるから迷っちゃうよね、、」
家を買うことを検討するとき、「一戸建て」か「マンション」のどちらを選択するのかを必ず考えるかと思います。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルや予算に合わせて、将来的にもどちらを選択するのが良いのかしっかり考えましょう。
☑一戸建てのメリット
①マンションよりも間取りやリフォームの自由度が高い
②他人と建物を共有しないので騒音などの問題が起きにくい
③ペットを自由に飼える(複数頭など)
④自宅に駐車スペースがある場合、駐車場費用が不要で、隣の車とぶつかるなどのリスクもない
☑マンションのメリット
①管理会社がメンテナンスや修繕をしてくれて手間がかからない
②ロビーやレンタルスペースなどの共用設備が充実
③カードキーや監視カメラなどのセキュリティ対策
④一戸建てよりも資産として活用しやすい(売却や賃貸)
「一戸建てvsマンション」について、以下の記事にもう少し掘り下げてみましたので、ご興味ある方は合わせてご確認ください。
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一戸建てvsマンション(メリット・デメリットの比較!費用・注意点など)
住宅を新たに購入する際、多くの人が「一戸建て」と「マンション」のどちらにしようかということをご検討されるかと思います。
それぞれのメリット・デメリットを比較しましたので、住宅購入をご検討中の方は、ぜひ参考情報としてチェックしてみてください。続きを見る
「持ち家」VS「賃貸」
<👨おっさんのつぶやき>
・「持ち家と賃貸って、費用はどちらがお得なのかな??」
「持ち家」と「賃貸」のどちらが良いかですが、人それぞれの価値観やライフスタイルによって異なるので、「全ての人に当てはまる答え」はありません。
「持ち家」と「賃貸」のそれぞれに以下のようなメリットがあり、人生全体で考えたときに、自分にとって何が最適なのかを考えてみましょう。
☑持ち家のメリット
①住宅ローンを支払い終えれば、賃貸よりも老後の住宅費用が軽くなる
②自分の資産となるので賃貸で貸し出すことも可能
③賃貸よりも自由にリフォームができる
④ローン支払者が死亡しても、保険でその後のローンは支払い不要
⑤将来インフレになれば買ったほうがお得になる
☑賃貸のメリット
①転勤やご近所問題等でも、持ち家より引っ越しが容易
②設備のメンテナンスは大家さん・管理会社にお任せ
③持ち家より火災や地震などの被災に強い(=引っ越せばよい)
④固定資産税を支払わなくてよい
⑤ライフステージに合わせて住み替えが可能(若年:都会⇒老後:田舎)
「持ち家vs賃貸」について、「メリット・デメリットの比較」や「チェックすべきポイント」を下記リンクの記事でご紹介しておりますので、宜しければ合わせてご確認ください。
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持ち家vs賃貸!(どちらがお金が得??メリット・デメリットの比較)
「持ち家」と「賃貸」について、それぞれのメリット・デメリットを比較してみました。
住宅は大きな費用の掛かるお買い物ですので、「現時点だけでなく、老後まで含めた人生全体」を考えて、どのような住まいを選択するのが自分にとってベストなのかをぜひこの機会にご検討ください。続きを見る
「新築」VS「中古」
<👨おっさんのつぶやき>
・「できれば新築に住みたいんだけれど、中古住宅はどんなメリットがあるのかな?」
いよいよ「家を買う!」という判断した人も、「新築」OR「中古」のどちらを購入するかで費用も大きく変わってきます。
「ぜったい新築住宅が良い!」という人も、「中古住宅ならではのメリット」もあるので、一度はそれを確認したうえで最終判断することをおススメいたします。
☑新築住宅のメリット
①他の人が住んだことのない新しい家に住める
②新築時に自分のこだわりを入れることも可能
③住宅ローン減税などでお得になる場合あり
☑中古住宅メリット
①同じ価格でも新築より条件(広さや立地など)が良い場合が多い
②実際の家を見て購入することができる
③日本の高齢化や人口減により中古住宅をお得に買えるチャンスが増える(かも?)
「新築vs中古」について、以下の記事にまとめてみましたので、もう少し詳しく知っておきたいという方はぜひ合わせてチェックしてみてください。
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住宅の新築vs中古!(メリット・デメリットの比較、税金、注意点)
「新築住宅」と「中古住宅」について簡単に比較してみました。
それぞれの良さ:メリットがあり、人それぞれに答えは違ってくるものですが、住宅購入を検討中なら、「新築」vs「中古」のメリット・デメリットをぜひ一度考えてみましょう。続きを見る
住宅ローンをお得に借りよう!
<👨おっさんのつぶやき>
・「住宅ローンって、どこから借りるのが一番お得なのかな?」
住宅は大きな金額が必要な買い物ですので、多くの方が「住宅ローン」を利用して購入されます。
住宅購入時に、事前に費用計画をせずにいきなり物件探しをして良い家が見つかった場合、不動産屋さんが提携するおすすめの「住宅ローン」で契約する人も多いかと思います。
もちろん、その契約条件が十分満足できるならばOKなのですが、住宅ローンは金額も大きくで返済期間も長いので、「0.1%の金利差でも、支払い合計に大きな差を生む」ので注意が必要です。
ちょっと極端な計算例ですが、「3,000万円を35年ローンで借りた」ときに、「金利:0.5%」と「金利:1.0%」では約286万円もの金額差となります。
<金利0.5%の場合>
・毎月支払:77,875円
・支払総額(35年間):32,707,500円
<金利1.0%の場合>
・毎月支払:84,685円
・支払総額(35年間):35,567,700円
※2,860,200円も高い!
また、住宅ローン金利については、「変動金利」と「固定金利」もそれぞれのメリット・デメリットを理解して選択する必要があります。
「住宅ローン」を借りるときに検討すべきポイントや注意事項について、以下の記事でもう少し掘り下げてご説明しておりますので、宜しければ参考にしてください。
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住宅ローンの基本とは?(金利計算、審査の流れ、住宅ローン減税)
住宅は非常に大きな買い物となるので、『借金=住宅ローン』で購入するという人は多いかと思います。
ただ、住宅は人生に一度あるかないかの買い物であるため、「金利」などの条件をよく考えずに後悔することになったという人もおります。
『住宅ローン』をきちんと理解して、素敵なマイホームを手に入れましょう!続きを見る
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住宅ローン減税の基本を理解!(控除の適用条件、計算方法、書類など)
「住宅ローン減税」を使ってお得に住宅を購入するために基本を理解しましょう!「減税を受ける条件」、「税金の計算方法」、「申請手続きの方法」などなど、注意すべきポイントをご紹介します。
続きを見る
老後の住まいを考えておこう!
多くの人は自分の「死」や「老い」について考えることを避けがちですが、老後や自分の死に際をどのように過ごすのかを考えることは非常に大事なことです。
元気に働けて収入があるうちは良いですが、仕事をリタイアした老後に介護が必要で自宅に住めない状況となり、その時に慌てて対応を考えたり、家族・親戚に迷惑をかけるというのは避けたいですね。
高齢化の進む日本では、旧来からのいわゆる「老人ホーム」だけでなく、50代~60代の元気なうちからでも入居可能で別途介護サービスなどを付けられる「シニア向け分譲マンション」など選択肢も広がっております。
例えば、「頼れる親戚もおらず老後が心配な独身の方が、同じく独身で仲の良い友達を誘って同じマンションに入る」なんていうことも、早い段階から準備を進めておくことで実現できるかもしれません。
「理想の家」に住みたい!
どんな人でも一度くらいは、「こんな家に住んでみたいなあ、、」というような夢や憧れを持ったことがあると思います。
「理想の家を想像する」だけでも結構楽しいかもしれませんが、せっかくの夢を100点満点でないとしても、部分的にでも実現できないか考える価値はあります。
例えば、理想の家を所有することは無理でも、最近では民泊サービスなど様々な方法がありますので、「レンタルで一日だけ夢を実現!」することもできるかもしれません。
「大豪邸が欲しい!」といった大きい夢でなくても、「自分だけの書斎・プライベートスペースが欲しい」などといったことについて、ぜひ一度実現方法を具体的に考えてみましょう。
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理想の家を建てよう!夢を現実にするための考え方・計画・貯金!
「こんな家に住めたらなあ、、」と思うことは誰でもありますよね? 夢を妄想で終わらせず、「理想の家を建てる!」を実現するための方法やヒント情報についてご紹介させていただきます。
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お金持ちになりたい!(お金を増やす、お金を節約の具体的方法)
人生お金が全てではもちろんありませんが、「お金」があれば実現できることや、人生を豊かにするチャンスが増えることにはつながります。
より豊かな生活を目標にして、『節約:お金を減らさない』、『収入UP:お金を増やす』ための取り組みを以下のページにまとめてみました。
アナタにとって何かのヒントになるかもしれませんので、宜しければ合わせて参考にしてみてください。
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お金持ちになりたい!(お金を増やす、お金を節約の具体的方法)
お金持ちになりたい!でも待ってるだけでは空からお金は降ってきません!お金を増やす&節約(減らさない)のための具体的な方法、お得な情報などをご紹介します。
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