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逆算思考とは?目標達成できる人の仕事管理のやり方【5ステップ】

2021年6月11日

この記事のテーマ(ポイント)

  • 『逆算思考』を理解して、期限に遅れず目標達成できる考え方を身につけよう!

 

「逆算思考」って、いったいどんなやり方をすればよいのかな?
1.「逆算思考」とは? 逆算は、なぜ目標達成に有効なのか?

2.「逆算思考」のやり方=5ステップで進めれば上手くいく!

3.「逆算」をさらに最強にする「タスク管理:GTD」とは?

4.【仕事術】仕事を効率化するための仕組み・コツ

というポイントをチェックして、「逆算思考」で効率的に仕事を進めていきましょう!

 

「逆算思考」とは? 逆算は、なぜ目標達成に有効なのか?

「逆算思考」とは?

👨おっさんのつぶやき>

・「逆算思考だと目標達成しやすいのは、何故なのかな?

 

『逆算思考』とは何か?というと、「目標=ゴールから考えて、目標達成の期限から現在までに何をしなければならないか洗い出す(=逆算する)」という考え方です。

期限に遅れずに、しかも効率的に目標達成する手法として、広く認知されている仕事の管理方法のひとつとなります。

毎日忙しく働いているのに、「仕事が遅れがちなことが多い。。」、「たくさんのタスクで手一杯。。」、「作業完了後に要件と違ってやり直しが多い、、」という人はぜひ参考にしてください。

 

積み上げ思考は無駄が多い

「逆算思考」の対比としては、「積み上げ思考」という考え方になりますが、これは簡単に言えば目の前のことから場当たりで作業を進めていくような仕事のやり方になります。

目標達成に対して、「やるべきこと」をしっかり整理しないでとにかく作業を開始してしまうので、ムダや間違いがあって、非効率な仕事の進め方になってしまうケースが多いです。

 

逆算思考は最短距離で目標達成できる

「逆算思考」の場合は、仕事が発生した段階で、しっかりと「やるべきこと」を見定めて、スケジュールと計画を立ててから作業を開始します。

最初に少し手間がかかりますが、「やるべきことは何なのか?」が明確になっており、つまり『段取り』ができているので、最短距離で目標達成しやすくなる仕事のやり方と言えるでしょう。

 

☆リンク:世界最大級のオンライン学習サイト『Udemy』

 

「逆算思考」のやり方=5ステップで進めれば上手くいく!

「逆算思考」の簡単なやり方

👨おっさんのつぶやき>

・「逆算思考って、どうやったらうまくできるのかな??

 

もちろん、「逆算」で考えたらすぐに何でも上手くいくわけではなく、いくつかの「コツ(注意すべきポイント)」があります。

「逆算思考」を前提として、以下の5つのステップで仕事を進めていくことで、目標達成の可能性が高まりますので取り組んでいただきたいです。

 

STEP①『初動』=仕事の内容、前提条件をしっかり確認する

仕事内容をよく確認せずに進めてしまい、最終的に仕事の依頼者から「お願いした内容と違うんですけど、、、」と言われる経験はありませんでしょうか?

そもそもの仕事の内容自体を間違って認識していたら絶対に目標達成できないので、『初動』で仕事の内容と前提条件をしっかり理解することは非常に重要です。

業界や職種によって聞くべきポイントは多少は変わりますが、少なくとも以下の✅については最低限確認が必要となります。

また、その場ですぐ確認が難しい場合は、「追って、メールで伺いたい項目をご連絡します(回答期限をつけて)」として後で対応し、あいまいにしないことを心がけましょう。

(会話で内容確認できた場合でも、履歴を残しておく意味で、「ご依頼事項の念のため確認です」として、内容や条件をメールで送っておくと何かと便利ですね)

✅仕事の内容や条件

⇒どんな内容なのか?必要な要件や仕様は?前提条件となる項目は?

✅手段や方式

⇒その仕事を行う手段や方式に指定はあるか?(指定のフォーマットが良い、~方式でないと困る など)

✅期限やスケジュール

⇒いつまでに必要なのか?その期限である理由は?(~で利用したい、~をするのに必要 など)

 

STEP②『逆算で段取り』=期限から現時点までのやるべき作業を洗い出す

初動』でしっかりとやるべき仕事内容が明確になったら、次に、その期限から現在までのあいだに何をすべきかの「項目」と「期限」を洗い出していきましょう。

また、仕事内容が大きくなるほどに、自分の作業だけでなく、他の人にお願いする作業も出てきますので、それらも含めてタスク全体を一覧表にすると管理も楽で良いですね。

以下のようなイメージで整理して、「仕事を始める段階で、目標:ゴールとそこまでに至る流れ(個別のタスク)が見えている(=段取りができている)」という状態を目指しましょう。

「毎日、数十件以上の見積依頼」を対応していたり、「多数のタスクが発生する大きなプロジェクトの管理者・リーダー」といった人は、何となくで仕事を進めずに、仕事の大小にかかわらず以下のような段取りを当たり前にできている人が多いです。

 

STEP③『進捗フォロー』=遅れや認識ズレの発生を防止する

逆算の段取り』で、「やるべきこと」と「期限」を決めて必要な人に依頼を行っても、それだけで上手く仕事が進むとは限りません。

仕事の規模が大きくなるほどに、「認識のズレ」や「作業の遅れ」などが発生して、『初動』で想定した通り進まないことも多いです。

計画通り進めるためには、最初から『進捗フォロー』としてのチェックポイントを作っておき、間違いや遅れを防止するための確認を必ず行いましょう。

※会議までしなくても、顧客には「~という状況で進めてますけど問題ありませんよね?」とか、社内メンバーには「あの仕事、予定通りで大丈夫そう?」といったコミュニケーションをとると、問題があっても期限切れ前にリカバリすることが可能となります。

 

STEP④『見直し』=工程を修正し、必要時は条件や期限変更の交渉もする

どんなに『進捗フォロー』をきっちり行っても、トラブルなどの想定外の事態も含めて、当初計画通りに進まないことが発生することもあるでしょう。

そんなときには、その仕事内容の条件や期限の『見直し』を交渉しなければなりません。

但し、「できませんでした」と言うだけで簡単にOKになるケースは少ないでしょうから、以下のような準備をして見直し交渉にのぞむことをおすすめいたします。

✅ゼロ回答でなく、中間回答を用意

⇒「何にもできてません!」は印象悪いので、「~が未完了ですが、〇〇は完了しております」と、一部だけでも完了箇所を提示する

✅期限ギリギリでなく、早めの打診

⇒「~が問題になるかもしれません」や「ちょっと納期が厳しい状況です」ということを期限ギリギリでなく、期限前のなるべく早めに伝えることで、期限延長や代替案の調整余地を確保する

✅最終的な目的には影響を与えないリカバリ策を提示

⇒期限切れはお詫びしたうえで、その仕事の先につながる最終的な目的に影響を与えないような何らかのリカバリ策を提示する

 

STEP⑤『目標達成』=やりっぱなしではなく、達成すべき成果にこだわる!

依頼されたとおりの条件と期限で、めでたく仕事が完了したとしても、それが本当の『目標達成』であるかには注意しましょう。

上記サンプルの「見積」の話で考えると、「見積を作って提出すること」が真の目標ではなく、「この見積をお客様が採用して、発注を頂き、商品を提供し、支払いを頂く」というところまで行って、はじめて『目標達成』したことになります。

つまり、見積提出後も、お客様に「いつまでに採用企業を決めるのか?」を聞き、「当社提案の優先順位は?」や「見直しすべきポイントは?」を確認し、改めて『逆算』でやるべきことを洗い出し、実行していく必要がありますね。

 

「逆算」をさらに最強にする「タスク管理:GTD」とは?

仕事において「逆算」が必要な理由

👨おっさんのつぶやき>

・「もう、やることがいっぱい過ぎて、管理しきれないよ。。。

 

パソコンやインターネットなどの設備・ツールで仕事が効率化され便利になった一方で、一人当たりの仕事量は減るどころかどんどん増えていると感じている人は多いのではないでしょうか。

また、このページで取り上げている『逆算思考』でタスクを細分化すると、「やるべきことが多すぎでタスク管理が追い付かない、、」という悩みを持つ人も出てくるかと思います。

 

さまざまなやり方がありますが、タスク管理の便利な方法の一つに「GTD:Getting Things Done(直訳で”仕事を成し遂げる”の意味)」というものがあります。

『GTD』は、デビッド・アレンさんという人が、主に個人の生産性向上や仕事の効率化・整理を目的として作った、「タスク管理」の手法となります。

一度理解できれば、非常にシンプルな仕組みであり、日常の仕事に役立つものなので、ぜひ参考にしてみてください。

【GTD】最強のタスク管理方法!6STEP仕分けと5リストで仕事を整理!

「GTD(Getting Things Done)」は、たくさんのやるべきことを整理するための便利で効率的なタスク管理な方法のひとつです。一度理解できれば、非常にシンプルな仕組みであり、日常の仕事にすぐに役立つのでぜひ参考にしてください。

続きを見る

 



 

【仕事術】仕事を効率化するための仕組み・コツ

【仕事術】仕事を効率化するための仕組み・コツ

👨おっさんのつぶやき>

・「あぁー、終わってない仕事で頭がいっぱい。。

 

ひと昔前と比較して、業界や職種に関わらず、一人一人の業務量や考えるべきことは増えていく傾向にあるといえるでしょう。

そのような環境下で、「行き当たりばったり」で仕事をしているようでは、自分が望むような成果を出すことは難しくなってきております。

『期限や品質を守って必ず目標達成する』ためには、場当たりではなく、最小のリスク・最小の労力で効率的に成果を出すための「仕事術」や「仕組み」を作ることに注力しましょう。

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【仕事】 毎日イキイキとやりがいをもって働きたい!

👨おっさんのつぶやき>

・「満員電車での通勤、人間関係の問題、上司やお客様の厳しい要求などストレスだらけ、、」

・「仕事はイヤだけど、生活のために働かないとしかたないよね、、」

 

たいていの人は、休日を除いて週5日、毎日8時間(残業を入れたらそれ以上)を仕事に使っており、20代~60代という人生の最盛期のなかで『働く時間』の割合は非常に大きいものになります。
※仮に労働時間を「40年間×12か月×20日間×8時間」の前提に計算すると、76,800時間!

これだけの長い時間を使う仕事に対して、『あぁ、ヤダヤダ、、』と毎日過ごすより、『この仕事ができて本当に良かった!』と感じることができたらとても幸せなことですよね。

以下のページに何かヒントになる情報があるかもしれませんので、宜しければ合わせてチェックしていただきたいと思います。

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